こんにちは！

新屋敷津田歯科医院受付の早田です。

今日は虫歯予防の強い味方「シーラント」についてお話します。

歯には溝がありますが、特に奥歯は虫歯になりやすくその原因として奥歯の表面はデコボコしていて食べかすが溜まりやすいです。虫歯菌は食べかすが残っているとそこにすみついて歯を壊そうとしてしまいます。生えたばかりの永久歯や乳歯は、溝が深かったり歯の質が弱かったりといった特徴がある上に歯磨きがしにくいなどの要因が重なって虫歯になりやすい傾向があります。

そこで、歯磨きがしにくい歯の溝に蓋をしてさらにフッ素などの力で歯の成長をサポートする虫歯予防処置シーラントを行っています。

シーラント処置の手順

1.器具を使って、歯の汚れをしっかり取り除く。

2.水で汚れを洗い流す。

3.風を当てて、乾燥させる。

4.詰めものと歯をくっつけるための液を塗る

5.溝に詰めものを流し込む。

6.詰めものを光で固めて、しっかりと蓋をする。

シーラント処置後も予防が大切です！

1. 歯磨きをしてください。

シーラントをしたからといって、虫歯にならないわけではありません。

• 歯磨き剤は、フッ化物を含むものをおすすめします。

当院で使用している詰めものは歯の再石灰化を促すフッ素イオンを出すだけではなく取り込むことができます。その為フッ化物を含む歯みがき剤をお使いいただくとシーラントにフッ化物イオンを取り込み持続的に歯の再石灰化を促進することができます。

• シーラントの状態が気になったときはご来院ください。定期検診にもご来院ください。

シーラントはお口の中の状態や歯の質などによって外れたり欠けたりすることがあります。外れているように見えても細い歯の溝の中にシーラントが残っていれば問題ありませんが、このチェックはご家庭ではなかなか難しいのでご来院ください。

また、外れていなくてもシーラントの状態やシーラントの周囲に汚れがたまっていないかなど、チェックする必要がありますので定期検診にもご来院ください。

引用

むし歯予防の強い味方、「シーラント」とは？

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