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いびき・睡眠時無呼吸症候群について
みなさんこんにちは!歯科助手の西口です(^ ^)今日は睡眠の時の悩み「いびき症」「睡眠時無呼吸症候群」についてお話したいと思います🙆🏻♀️
みなさんはいびきをかいたり、睡眠中に呼吸が止まってしまったりしたことありますでしょうか…?
いびき・睡眠時無呼吸症候群も、重大なお口トラブルのひとつです(><)ときには、全身疾患を招いたり身体の不調を招き、悪化させてしまうこともあります。
当院では睡眠状態を調べる検査機器を導入しており、現在の睡眠状態がどのような状態かを検査することが可能です💡
ちなみに睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)って聞いた事ありますか??睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠中に長時間(10秒以上)呼吸が止まる状態が繰り返されることで、血中の酸素が不足し、深い睡眠が取れなくなる症候群です。睡眠時無呼吸症候群は無呼吸が起きる原因によって、大きく2つに分類されます。
1つ目は、空気の通り道である上気道が物理的に狭くなり、呼吸が止まってしまう“閉塞性睡眠時無呼吸症候群”です。
2つ目は、脳から呼吸司令が出ないことにより無呼吸が生じる“中枢性睡眠時無呼吸症候群”です。このタイプは全体の数%程度です。閉塞性睡眠時無呼吸症候群の場合は気道が狭くなって呼吸がしにくくなるため一生懸命呼吸しようと努力しますが、中枢性睡眠時無呼吸症候群の場合は呼吸しようという努力がみられません。
~いびき・睡眠時無呼吸症候群治療の流れ~
①かかりつけの病院でスリープスプリント作成依頼書をもらう
②当院で受診
③虫歯などがないかチェック!
→あれば先に治療から
→なければスプリントの型取り
④型取りしたものをセット
⑤10日〜2週間程つけて慣れてもらう ※個人差あります
⑥マウスピースを気道確保できる位置でレジンでくっつける ※くっつけをしなくてもマウスピースはめるだけでいびきが改善される場合もあります
~どういう仕組みなのか?~
睡眠中にマウスピースを口腔内に装着することで、顎や舌が下がらないようにし、気道を確保する治療法です。かかりつけの病院の検査結果で睡眠時無呼吸症候群と診断され、医科の治療依頼書がある場合は、保険適用で治療が受けられます。
~マウスピースのお手入れ方法~
・使用した後は歯ブラシを使って水洗いしてください
・週に1回程マウスピースの洗浄剤をご使用頂くとより清潔にお使いいただけます
⚠️高熱により変形する場合があります⚠️
⚠️絶対に熱湯(60℃以上)に浸したり、熱湯をかけたりしないで下さい!!⚠️
~当院が取り扱っているマウスピース洗浄剤~
①リテーナーシャイン(粉がボトルに入っているタイプ) ¥880 ←お得です‼️
②ドクタースマイル(粉が個包装になってるタイプ 60個入) ¥1,320
③ラバーラックムース(泡タイプ) ¥1,650
~こんな時はマウスピースを持ってご来院ください~
・定期検診などでご来院される時
・顎がすごく疲れたり、痛みを伴う時
・虫歯の治療で歯を削る時(噛み合わせが変化する場合がある為)
・壊れてしまった時
当院ではいびき・睡眠時無呼吸症候群の患者様に対し
マウスピース(スリープスプリント)を用いた治療を行っています。酷いいびきなどは特に睡眠同伴者の睡眠の質をも下げることになってしまいます😔御家族や同伴者からいびきについての指摘があればぜひ相談に来てください💭当院にはいびきで悩んでいる方、睡眠時無呼吸症候群で悩んでいる患者様にも通って頂いており、安心して治療を受けることができます🙆🏻♀️
当院から医科へのご紹介もできますので、遠慮なくお申し付けください🙌🏻
※睡眠時無呼吸症を伴わない軽度いびきに対する治療は、保険適応ではありません
出典: まるごとわかる ブラキシズム 49ページ 51ページより引用