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歯周病と全身疾患の関連性
みなさんこんにちは!
新屋敷津田歯科医院歯科衛生士の吉見です!
今回のブログでは歯周病に関連するおもな全身疾患についてご紹介していきたいと思います。
そもそも歯周病が全身疾患に関連があることは皆さん知っていましたか?臨床ではさまざまな研究が行われ、最近では認知症との関連も報告されるようになってきました。
それでは初めに歯周病とはなんでしょうか?
歯周病は歯と歯茎の間などに歯垢と呼ばれる汚れが溜まりその細菌によって歯茎が赤く腫れ、炎症を起こしたり、歯を支える骨が溶けてしまう病気です。
私って歯周病なのかな、どうなんだろう?と思われる方はいらっしゃいませんか?歯医者さんに行った際にチクチクと歯茎の際を触られる歯茎の検査をしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
その時に出血があったり歯茎の深さが深くなっているところは歯周病、又は歯肉炎になっている状態です‼️😱
歯周病は痛みもないので気づかないうちに進行していく恐ろしい病気です!!
さて、歯周病の説明はここまでにして本題に戻っていきますね。
最も歯周病に密接に関係してくると言われている病気はなんと糖尿病です!糖尿病が歯周病に悪影響を及ぼすことはよくご存知だと思いますが、歯周病が糖尿病を悪化させることも明らかとなっています。歯周病を治療することで糖尿病を改善するとも言われているのです!
現在、歯周病と関係があると言われている全身疾患は
・アルツハイマー型認知症
・心血管疾患
・非アルコール性脂肪肝(NASH)
・関節リウマチ
・誤嚥性肺炎
・糖尿病
・メタボリックシンドローム
・早産
・低体重児出産
などが言われています。
こんなにも多くの疾患が歯周病と密接に関係してくるとは、歯周病ってすごく怖い病気ですよね〜。
それではどのようにして歯周病菌が全身に運ばれるのでしょうか?流れを手短に説明していきますね!
お口の中に歯周病や歯肉炎があると歯周病性細菌が食物や唾液とともに消化管に流れ込み、腸内細菌のバランスを崩し様々な疾患の発症リスクを増大します。また、細菌が血管を介して全身に広がります。そのため、お口の中の健康は全身の健康にも繋がってくると言われているのです!🦷
いかがでしたでしょうか。歯周病って誰にでも起こる恐ろしい病気です!歯医者さんに定期的に行かれない方はもちろんこれを読んで是非定期検診を受けてお口の中の健康レベルを上げていきましょう💪私達津田歯科医院スタッフは皆さんのお口の健康を守り全身の健康に繋げれるよう日々の業務に取り組んでおります😉✨
引用元:ペリオ&インプラントの疑問とエビデンス